5 イエス、カペナウムに入り給ひしとき、百卒長きたり、
Matthew 8:5 Cross References - Japanese
Matthew 4:13
13 後ナザレを去りて、ゼブルンとナフタリとの境なる、海邊のカペナウムに到りて住み給ふ。
Matthew 9:1
1 イエス舟にのり、渡りて己が町にきたり給ふ。
Matthew 11:23
23 カペナウムよ、なんぢは天にまで擧げらるべきか、黄泉にまで下らん。汝のうちにて行ひたる能力ある業を、ソドムにて行ひしならば、今日までもかの町は遺りしならん。
Matthew 27:54
54 百卒長および之と共にイエスを守りゐたる者ども、地震とその有りし事とを見て甚く懼れ『實に彼は神の子なりき』と言へり。
Mark 2:1
1 數日の後、またカペナウムに入り給ひしに、その家に在することを聞きて、
Mark 15:39
39 イエスに向ひて立てる百卒長、かかる樣にて息絶え給ひしを見て言ふ『實にこの人は神の子なりき』
Luke 7:1-10
1 イエス凡て此らの言を民に聞かせ終へて後、カペナウムに入り給ふ。2 時に或百卒長、その重んずる僕やみて死ぬばかりなりしかば、3 イエスの事を聽きて、ユダヤ人の長老たちを遣し、來りて僕を救ひ給はんことを願ふ。4 彼らイエスの許にいたり、切に請ひて言ふ『かの人は此の事を爲らるるに相應し。5 わが國人を愛し、我らのために會堂を建てたり』6 イエス共に往き給ひて、その家はや程近くなりしとき、百卒長、數人の友を遣して言はしむ『主よ、自らを煩はし給ふな。我は汝をわが屋根の下に入れまつるに足らぬ者なり。7 されば御前に出づるにも相應しからずと思へり、ただ御言を賜ひて我が僕をいやし給へ。8 我みづから權威の下に置かるる者なるに、我が下にまた兵卒ありて、此に「往け」と言へば往き、彼に「來れ」と言へば來り、わが僕に「これを爲せ」と言へば爲すなり』9 イエス聞きて彼を怪しみ、振反りて從ふ群衆に言ひ給ふ『われ汝らに告ぐ、イスラエルの中にだに斯かるあつき信仰は見しことなし』10 遣されたる者ども家に歸りて僕を見れば、既に健康となれり。
Acts 10:1-33
1 ここにカイザリヤにコルネリオといふ人あり、イタリヤ隊と稱ふる軍隊の百卒長なるが、2 敬虔にして全家族とともに神を畏れ、かつ民に多くの施濟をなし、常に神に祈れり。3 或日の午後三時ごろ幻影のうちに神の使きたりて『コルネリオよ』と言ふを明かに見たれば、4 之に目をそそぎ怖れて言ふ『主よ、何事ぞ』御使いふ『なんぢの祈と施濟とは、神の前に上りて記念とせらる。5 今ヨツパに人を遣してペテロと稱ふるシモンを招け、6 彼は皮工シモンの家に宿る。その家は海邊にあり』7 斯く語れる御使の去りし後、コルネリオ己が僕二人と從卒中の敬虔なる者一人とを呼び、8 凡ての事を告げてヨツパに遣せり。9 明くる日かれらなほ途中にあり、既に町に近づかんとする頃ほひ、ペテロ祈らんとて屋の上に登る、時は晝の十二時ごろなりき。10 飢ゑて物欲しくなり、人の食を調ふるほどに我を忘れし心地して、11 天開け、器のくだるを見る、大なる布のごとき物にして、四隅もて地に縋り下されたり。12 その中には諸種の四足のもの、地を匐ふもの、空の鳥あり。13 また聲ありて言ふ『ペテロ、立て、屠りて食せよ』14 ペテロ言ふ『主よ、可からじ、我いまだ潔からぬもの穢れたる物を食せし事なし』15 聲再びありて言ふ『神の潔め給ひし物を、なんぢ潔からずとすな』16 かくの如きこと三度にして、器は直ちに天に上げられたり。17 ペテロその見し幻影の何の意なるか、心に惑ふほどに、視よ、コルネリオより遣されたる人、シモンの家を尋ねて門の前に立ち、18 訪ひて、ペテロと稱ふるシモンの此處に宿るかを問ふ。19 ペテロなほ幻影に就きて打案じゐたるに、御靈いひ給ふ『視よ、三人なんぢを尋ぬ。20 起ちて下り疑はずして共に往け、彼らを遣したるは我なり』21 ペテロ下りて、かの人たちに言ふ『視よ、我は汝らの尋ぬる者なり、何の故ありて來るか』22 かれら言ふ『義人にして神を畏れ、ユダヤの國人の中に令聞ある百卒長コルネリオ、聖なる御使より、汝を家に招きて、その語ることを聽けとの告を受けたり』23 ここにペテロ彼らを迎へ入れて宿らす。明くる日たちて彼らと共に出でゆきしが、ヨツパの兄弟も數人ともに往けり。24 明くる日カイザリヤに入りし時、コルネリオは親族および親しき朋友を呼び集めて彼らを待ちゐたり。25 ペテロ入り來れば、コルネリオ之を迎へ、その足下に伏して拜す。26 ペテロ彼を起して言ふ『立て、我も人なり』27 かくて相語りつつ内に入り、多くの人の集れるを見て、ペテロ之に言ふ、28 『なんぢらの知る如く、ユダヤ人たる者の外の國人と交りまた近づくことは、律法に適はぬ所なり、然れど神は、何人をも穢れたるもの潔からぬ者と言ふまじきことを我に示したまへり。29 この故に、われ招かるるや躊躇はずして來れり。然れば問ふ、汝らは何の故に我をまねきしか』30 コルネリオ言ふ『われ四日前に我が家にて午後三時の祈をなし、此の時刻に至りしに、視よ、輝く衣を著たる人、わが前に立ちて、31 「コルネリオよ、汝の祈は聽かれ、なんぢの施濟は神の前に憶えられたり。32 人をヨツパに送りてペテロと稱ふるシモンを招け、かれは海邊なる皮工シモンの家に宿るなり」と云へり。33 われ速かに人を汝に遣したるに、汝の來れるは忝けなし。いま我等はみな、主の汝に命じ給ひし凡てのことを聽かんとて、神の前に在り』
Acts 22:25
25 革鞭をあてんとてパウロを引き張りし時、かれ傍らに立つ百卒長に言ふ『ロマ人たる者を罪も定めずして鞭うつは可きか』
Acts 23:17
17 パウロ百卒長の一人を呼びて言ふ『この若者を千卒長につれ往け、告ぐる事あり』
Acts 23:23
23 さて百卒長を兩三人よびて言ふ『今夜九時ごろカイザリヤに向けて往くために、兵卒二百、騎兵七十、槍をとる者二百を整へよ』
Acts 27:13
13 南風おもむろに吹きたれば、彼ら志望を得たりとして錨をあげ、クレテの岸邊に沿ひて進みたり。
Acts 27:31
31 パウロ、百卒長と兵卒らとに言ふ『この者ども若し船に留らずば、汝ら救はるること能はず』
Acts 27:43
43 百卒長パウロを救はんと欲して、その議るところを阻み、泳ぎうる者に命じ、海に跳び入りてまず上陸せしめ、