Japanese
(i)
1 我らは知る、我らの幕屋なる地上の家、壞るれば、神の賜ふ建造物、すなはち天にある、手にて造らぬ、永遠の家あることを。
2 我等はその幕屋にありて歎き、天より賜ふ住所をこの上に著んことを切に望む。
3 之を著るときは裸にてある事なからん。
4 我等この幕屋にありて重荷を負へる如くに歎く、之を脱がんとにあらで、此の上に著んことを欲すればなり。これ死ぬべき者の生命に呑まれん爲なり。
5 我らを此の事に適ふものとなし、その證として御靈を賜ひし者は神なり。
6 この故に我らは常に心強し、かつ身に居るうちは主より離れ居るを知る、
7 見ゆる所によらず、信仰によりて歩めばなり。